社会開発研究センターは、 2009年度より活動内容の変更を行いました。
●次世代型農業「植物工場」を核とした、新たな“食・農”の創造
日本は現在、一つのパラダイムシフトが起きており、産業構造や企業経営においても大転換の只中にあり、食や農に対する新しい視点での取り組みに、関心が非常に高まっております。
中でも、食の安全・安心と安定供給への対策に注目が集まっており、特に経済産業省や農林水産省が主体となり、自治体や企業と協同して具体的な取り組みが始まっている「植物工場」への衆多の着目は、論を待たないところです。
そこで、「植物工場」普及、実用化の一助を担うべく、当センター内に「植物工場・農商工専門委員会」(高辻正基委員長)を設置し、国の施策などと連動して“食・農”に関する産業の活性化、地域社会の発展に寄与する新しい諸活動を行います。
具体的には、植物工場や新しい食農連携のシステムを構築する、コンサルティング、調査・研究活動、ならびにシンポジウム・イベントなどの情報発信活動を実行してまいります。
今後とも社会開発研究センターの活動にご期待くださり、またご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
理事長 岸田良平(日総研グループ 代表)